痛風らしき痛みはなくなったが、足全体が腫れていて痛くて歩けないという。歩けなくなってから三日だと。
夜だったがしょうがないので救急車を呼んだ。前は台車がはいらなくても、ビニールシートのようなもので運び出した。今回はそれがないので、応援を頼んだ。そとにでたときわかったのだが、応援は消防車だった。
玄関までざっと荷物をどけてくれて、通れるようにくれた。私はほとんど家にいないので、家の家具等は夫が好き勝手にやっている。荷物が徐々に多くなり、廊下のスペースをかなり占めていた。
痛がる夫を毛布に乗せ、数人がかりで玄関まで運び出した。それから台車に乗せてエレベーターで降りて、救急車に乗せ、私も乗って地元の病院へ行った。帰りは救急車が使えない。ベットはあいていないとのことだ。帰りのことを考えると、ぞっとしたが、先生が指示するから、という体調の言葉を信じて、病院へ向かった。
病院に着くと、私はロビーの待合室でかなり待たされた。
やっと呼ばれて中に入ると、待機スペースのベットで、点滴を打たれながら、夫はいびきをかいて眠っていた。
いい気なもんだと思いながら、血圧計をみると178ー98だった。
しばらく待たされた後、看護婦さんが来て先生が来た。「入院の適用ではありません。ほうかしつえんです」
帰るの〜どーしよう・・・。
月: 2007年3月
鬼嫁
昨夜は大変だった。電車が人身事故で止まってしまい、帰るのが大幅に遅れた。古本市で遅くなったのがさらに遅くなってしまった。
家に着くと、痛風の発作で数日前から足が痛い夫の様子がおかしい。痛風発作は数日で収まるものなのだが、歩けないという。新聞で足の動脈瘤の記事を呼んで。それかもしれないという。
実は、夫は痛風だけでなく、たくさんの病気を抱えている。糖尿病は20年くらい前からだ。4年ほど前には脳梗塞で半身まひになったが、2週間で治って退院した。
非常にラッキーだったとお医者さんが言っていた。
梗塞を起こした場所が、さほど重大な影響を及ぼさないところだったというのだ。脳の血管造影図などを見せられて、ここがつまっていました、と言われた。
しかしあちこちにこぶがあり、また再発しますといわれた。
地元の病院に入院したのだが、歩けるようになって退院することができた。入院中はお酒が飲めない(あたりまえだが)のでつらかったらしい。
その後もしばらくはやめていた。
しかし半年もたつとまた飲みはじめた。
お金を渡していないのに、家にある本やこまごまとしたものを売って、お金にかえてお酒を買ってきたりする。
痛風もお酒が原因だ。最近酒量が増えていた。
東京の病院で3カ月ごとの検診に行き、血糖値が上がっているといわれて、急に散歩を始めた。半日ぐらい歩き回る。お酒もがんがん飲む。そのあげくの痛風だった。?