最初の上司I氏

私の職場のセクハラ人物その1(I氏)

1年目の上司I(Iwa○)

自分のことを「僕は狸だよ」という人物。
その意味がわかるようになったのは、だいぶたってからのこと。

右も左もわからない間、とりあえずお世話になりました。

7歳年上で、年次では、5年違いの入社。

つまり、大学に7年間(正確には、6年と2ヶ月)いたらしい。
同じ大学同じ学科の卒業生で、同窓生名簿にのっていて、夫と同級生。
しかし、学生紛争の世代で、ほとんど大学にいかなかったらしい。

このIには、かなり困りました。

北海道に、出張に行くことになり、このIとS、女性の先輩のAが同行しました。
出張といっても、実態は、ご想像にお任せします。

夜、宴会後、このI氏が、しつこく私に、
「君はわがままだ、自分勝手だ、実家を出て、一人暮らしするべきだ」と、せめる。
一応上司だから、相手になっていたら、ホテルのバーが終わりになり、しょうがなく私の部屋で、続きを聞くことに。。。

私は、うんざりしながら、少々付き合ったけれども、
「もう寝るから」とお引取りをいただきました。

その後、私が、Iと結婚するといううわさを立てられました。

どういうタイミングか覚えていませんが。。。

記憶に残っている、最高に気色悪いI氏の言葉。
「妹みたいに思ってるよ、それじゃ不満?」

I氏は、覗き込むような顔をして、にんまりというか、うれしそうな顔というか、なんか笑い顔。本人はにっこり笑っているつもりなのかもしれないけれども、気持ち悪いことこの上なし。
こっちはどう答えればいいのか、よくわからないまま、適当に対応しました。

その後、I氏は、他省庁や他部署に行き、数年後、戻ってきました。そのころ、私は、翻訳をやるようになっていて、このI氏にも、何度か緊急の翻訳などを、頼まれました。
ポストをください、といい続けたのですが、結局、誠意ある対応をしてもらえず、もう、やらない、と宣言しました。
調査官(われわれの最終ポスト)に五年間も居座り、その次に当たる人物は、I氏に忠実な仕事ぶりだったにもかかわらず、無能との評価で、調査官になれずに、退職しましたが、関連会社の社員として、まだ、同じ建物にいるそうですが、ほとんど顔は合わせたことありません。

このI氏は、十年くらい前に退職しましたが、出入りのコンピューター会社の社員として、営業でしょうか、いまだに、うろうろしています。

JICA経由の、外国勤務(東南アジア)に、合計3回くらい行っていると思いますが、この仕事は、聞くところによると、二箇所から給料をもらえるのだそうです。